ビルや施設の管理会社に満足していますか?
- 建物も経営も、まんべんなく管理してもらいたい。
- 危機管理やスタッフの対応力など、スキルを感じる業務をお願いしたい。
このような、ご自分の物件を管理する会社に対し、不満や疑問をお持ちの方に向けての記事です。
物件の価値は資産の価値。
価値が上がれば収入も上がるため、管理会社選びはとても重要なことです。
タイトルのとおり、この記事は大星ビル管理についてお伝えしていきます。
結論から言えば、大星ビル管理は優良会社になります。
ビル管理会社に12年いた筆者が、大星ビル管理の良さを紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
1 大星ビル管理について
大星ビル管理は、1969年創業。
東京に本社がある、従業員数約1300名の総合ビル管理会社です。
設備、警備、清掃をメインに建物総合管理をしている他、人材育成や緊急時の対応、オーナーの方の経営代行業務や環境事業など、幅広くカバーしており、総合力に期待ができます。
1.1 インスペクション
インスペクションとは、業務品質の現状をチェックすることです。
現場の状態を第三者的な視点から見ることで、改善点をアドバイスし、品質向上をうながす効果があります。
まず清掃分野です。
全国ビルメンテナンス協会認定の、建築物清掃管理評価資格を持っている専任インスペクターによる現場チェックで、現場スタッフの技術力と快適性、清潔性の向上を目指しています。
続いて、設備に関してのインスペクションでは、1,300項目にも及ぶ大星ビル管理独自のチェックシートに基づき、確認しています。
具体的には、
- 建物、設備の劣化状態。
- 法令による設備の維持管理がなされているか。
- 建物利用者の安全措置が図られているか。
などをチェック。
品質向上に活かしています。
また、警備に関しても、盗難や事故、災害時のリスクになるケースを見つけ、指摘と改善を行っています。
1.2 中央管理センター
次に中央管理センターについてです。
緊急対応は、ビル管理会社にとって、避けては通れない課題です。
大星ビル管理では、防犯、火災、設備異常などの緊急対応にあたり、段階的に対応することで、対処しています。
まず、一次対応として、そのビル館内の常駐設備スタッフが中心となった対応。
警備と清掃とも役割分担し、連携を図ります。
次に二次対応は、その施設からの出動要請を受けた際に、中央管理センターから緊急出動しての対応。
それでも解決しない場合は、中央管理センターが協力会社へ出動を依頼する流れになります。
1.3 人材育成
続いては、大星ビル管理の人材育成についてです。
ビル管理業界によくある、設備管理だけにとどまらない、ビル全体の管理や運営を遂行できる人材育成をしています。
具体的には、入社時の研修から始まり、
- スキルアップ研修など、技術力強化の研修。
- 電気実務安全研修や工事管理業務向上研修などのマネジメント研修。
など、段階別にスキルアップをしていく育成方法で、技術力や対応力を磨いています。
2 大星ビル管理の事業を紹介!
次に大星ビル管理の業務内容をピックアップして紹介します。
施設の管理会社といってもさまざま。
大星ビル管理の中でもメインとなるビル管理実務について、順に紹介していきます。
2.1 設備
まず設備業務ですが、ライフサイクルコストの考え方に沿った点検を実施しています。
ライフサイクルコストとは生涯費用とも呼ばれ、その設備機器が稼働してから役割を終えるまでにかかる費用のことです。
トータルでいくらかかるかを管理することで、その建物のおける戦略的な経営手法の一つになります。
設備機器の寿命はその機器により違うため、最適な運転時間を管理することが、劣化などをいち早く報告することにつながり、改善提案が可能。
- エレベーターや自動扉などの建築点検。
- 照明制御装置などの電気点検。
他に、空調点検や衛生点検、消防点検などを行っています。
2.2 清掃
清掃業務も、ビル管理にとって非常に重要な要素の一つです。
ビルの中に入り、一番最初に印象が決まる、エントランスや受付周りなどの部分。
清掃が行き届いていないビルは、それだけでマイナスの印象を持たれ、物件の価値も下がってしまう可能性が大きいです。
大星ビル管理は、日常清掃に加え、カーペットクリーニングなどの定期清掃、照明器具などの清掃を行う特別清掃と、品質重視で作業効率の良いサービスが可能です。
多岐のジャンルにわたる建物の管理実績があり、それぞれの建物に最適な清掃を実施しているためで、具体的には、
- 福祉、介護施設。
- ホテル。
- 劇場。
- 教育施設。
などの清掃ノウハウがあります。
2.3 警備
続いては警備業務です。
その施設の特性を考慮した効果的でかつ、危機管理に基いた業務を行っています。
常駐警備や機械警備、またAED操作習得教育の他、ホスピタリティのある対応を実施しています。
3 大星ビル管理に依頼するメリットを解説!
ここでは、大星ビルに依頼するメリットについてピックアップして解説していきます。
3.1 プロパティマネジメントとファシリティマネジメント
プロパティマネジメントとは、不動産経営のさまざまな業務をオーナーの方に代わり行っていく、経営代行業務のことを言います。
大星ビル管理のプロパティマネジメントは、
- リーシングマネジメント。
- テナント対応。
- コンストラクションマネジメント。
などがあり、これらの業務を順に解説していきます。
まず、リーシングマネジメントとは、テナント誘致を指しますが、大星ビル管理ではそれ以外にも、総合的な視点から戦略的にリーシングを実施。
ビルの可能性を追求し、その物件に適したテナント誘致をすることで、価値向上を目指すなど、経験とネットワークがあるからこその展開をしています。
次にテナント対応は、
- 賃料の請求。
- 収納事務。
- 契約更新事務。
- クレーム対応。
など、幅広いテナント管理業務も、すべてカバー。
数多くのテナント管理実績がある大星ビル管理だからこそ可能な、奥行あるサービスを提供することで、ビルの価値向上を図ります。
最後に、コンストラクションマネジメントです。
基本的には、オーナーの方の立場で、建築工事のコストダウンや品質改善を実行することを言います。
大星ビル管理のコンストラクションマネジメントは具体的に、以下のとおり。
- ビルを適切に維持するための、修繕コストの管理。
- 中長期の修繕計画提案。
- 建物の劣化状況の診断とリニューアル計画の提案。
- エネルギー管理による省エネ提案。
以上の業務により、ビルの快適な環境を維持していきます。
また、ファシリティマネジメントについては、施設を有効活用することで、より良くしていくという取り組みです。
たとえば、新しい経営手法による経営の効率化や、経営戦略に基づいた施設の管理、運営サイクルの仕組み作りのサポート。
施設コストの低減や省エネなどにも取り組んでいます。
プロパティマネジメントとファシリティマネジメント。
美観が素敵なビルでも、管理が雑ならば価値は上がらないでしょうし、逆にサービスが丁寧でも利益の少ない施設なら、やはり物件価値は向上しないと言えます。
大星ビル管理の2つのマネジメントが機能することにより、資産価値のより良い向上が期待できます。
3.2 工事関連
大星ビル管理は、オーナーの方のニーズに適した工事を、施工する指定業者を任せられます。
大星ビル管理のスタッフは、工事の分野でもマネジメントの育成教育を受けているためです。
具体的には、
- テナント退去工事。
- レイアウト変更工事。
- ビルの設備改修工事。
- ビル共用部イメージアップ工事。
- 省エネ工事。
- セキュリティ強化工事。
など、実績とノウハウで多種多様な工事を実施しています。
3.3 環境ソリューション事業
大星ビル管理では、省エネを提案しています。
それは、持続可能型社会発展への貢献のためです。
省エネ提案に関しては、
- 現状のエネルギー使用量を見える化。
- ムダなエネルギー源を発見する。
- 省エネ実施の具体的な改善点を提案。
- 目標の明確化が可能。
などにより、省エネに関する対応策を、ビル管理の目線で提案しています。
具体的な業務内容は、以下のとおりで、
- 省エネ工事。
- 改正省エネ法対応。
- ESCO事業。
などです。
省エネ工事は、オーナーの方のニーズに応える形で、工事計画から設計、施工、監理、完了検査まで一括で行います。
また、改正省エネ法対応では、エネルギー削減推進のため、基準に沿ったビル管理基準を作成しています。
最後のESCO事業とは、Energy Service Company事業の略です。
省エネに関するサービスをオーナーの方に提供し、利益に貢献。
実現した省エネ効果のメリットと、管理経費削減分の一部をオーナーの方とともに、大星ビル管理が報酬として受取るという流れになります。
このESCO事業の特徴は、省エネや設備管理を整えることで実現する経費節減分を、省エネ工事費や運営費といったESCO事業費に当て、導入による削減効果を事業者が保証。
効果検証を行い、長期にわたる省エネを実現していく、ということになります。
環境問題もビル管理会社が抱える課題の一つです。
特に省エネはどの会社も取り組んでいるものであり、CO₂の削減に対し明確な対応策が取れる大星ビル管理は、しっかりとした会社としてのビジョンがある良質な業務を行っていると言えます。
まとめ
ビルや建物は大きな資産です。
現在の管理会社に不満があれば、会社を変えることで、資産価値を高められる可能性が大いにあります。
資産価値を向上のため、提案力や考え方がクリアな管理会社を選びましょう。
この記事が、大切な資産を活用する一助になれば幸いです。