ビル管理会社

【イオンディライトを徹底調査】ビル管理12年の筆者が優良企業か見極める!

ビルや施設の管理会社に満足していますか?

  • 施設を環境やコスト面もふくめて、総合的に管理してほしい。
  • 豊富なネットワークや対応力があったら、もっと良くなるかも……。

ご自分の物件を管理する会社に対して、上記のようなことを少しでも思われた方に向けての記事です。

施設の価値は資産の価値。

価値が上がれば収入も上がるため、管理会社選びはとても重要です。

タイトルのとおり、この記事はイオンディライトについてお伝えしていきます。

結論から言えば、イオンディライトは優良会社になります。

ビルメンテナンス会社に12年いた筆者が、イオンディライトの良さを紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

1 イオンディライトについて  

https://www.aeondelight.co.jp/

イオンディライトは、1972年創立。

東京と大阪にそれぞれ本社がある、総合マネジメント会社です。

主にファシリティマネジメントという施設や設備、周辺環境の総合的なマネジメントを実施。

イオンディライトの強みは、オーナーの方を始めとする、お客様の課題を最適な方法で解決することです。

40年以上にわたるノウハウや豊かな人材、ネットワーク、ファシリティにおける、さまざまなサービスの提供が可能です。

たとえば、

  • ワークプレイスコンセプトの策定。
  • オフィスレイアウトの設計。
  • エネルギーマネジメント関連。

以上の建物の活用方法を提案するサービスや、

  • 設備管理。
  • 清掃。
  • 警備。

など、実務もカバー。

お客様の課題を解決することを一番の目標にしています。

また、ファシリティマネジメント分野では、世界初となる国際規格、ISO 41001の認証を国内で初めて取得。

ISOは国際的なモノサシですから、信頼性が高まります。

1.1 人材育成とサービス向上に向けて

イオンディライトは、イオングループの研修施設で、実践を学ぶことのできる研修や講義を通じ、ノウハウやホスピタリティに優れた人材を育成しています。

また、その他の育成教育としては、

  • eラーニング教育。
  • 技術コンテストの開催。

などがあります。

eラーニング教育は、インターネットの教育。

全国どこにいてもアクセスできることで、最新情報を取り入れることができます。

また、技術コンテストに関しては、プロフェッショナルを育成するために行っており、

  • 設備管理事業ー技術、安全向上コンテスト。
  • 清掃事業ー働きやすさ追求活動取組み発表会。

などの取り組みを通して、業務品質や従業員満足を向上させています。

1.2 豊富なネットワーク

イオンディライトは豊富なネットワークを保有しています。

日本全国をカバー可能な600か所以上の拠点と約20,000人の有資格者が在籍。

全国どこでも高品質のサービスを提供し、なおかつ事故や災害などにも迅速に対応できる体制を整えています。

それが可能なのは、

  • 約10,000 社もの協力会社とのネットワーク。
  • コントロールセンターが24 時間365日で稼働。

以上の組織力があるためです。

2 イオンディライトの特徴、強みを紹介!

次にイオンディライトの業務内容をピックアップして紹介します。

施設の管理会社といってもさまざま。

イオンディライトの中でもメインとなるビル管理実務についてですが、同時に強みも紹介していきます。

2.1 設備管理

まずは、設備管理業務です。

通常の設備点検や定期点検の他に、イオンディライトならではの特徴があります。

主な強みは以下のとおり。

  • 先端システムを活用した、24時間365日の体制。
  • 業界トップクラスの資格保有者数。
  • オープンネットワーク化による省エネサポート。

オープンネットワーク化とは、見える化による省エネと、管理が効率化されることによる省力化を目指す業務です。

施設内の各設備をネットワークによる一元管理することで、遠隔監視と操作が可能。

設備管理は何かあれば迅速な対応が必須ですから、見える化によって管理しやすくなるのは間違いありません。

設備分野では他に、

  • 環境ソリューション。
  • フロン管理ソリューション。

などがあります。

環境ソリューションは、省エネ機器の導入や活用による、最適な省エネやCO₂排出プランを提案し、サポート。

フロン管理ソリューションは、フロン排出抑制法による管理業務の代行業務をワンストップ対応(窓口の一本化)で提供します。

2.2 清掃業務

次に清掃業務です。

イオンディライトの清掃業務は、施設の美観維持だけでなく、品質基準を設け、業務の効率化や品質向上に努めています。

そして清掃業務の強みについてです。

  • 清掃ロボットや大型高性能マシーン、独自の床用水性コーティング剤などの開発導入。
  • 優れた施策の吸収と水平展開、ホスピタリティの考えとマナー教育。
  • 医療機関やクリーンルームなどに、安全安心な環境を提供。

以上です。

医療機関などへの清掃については、大規模病院での衛生清掃による感染対策を実施しています。

衛生清掃サービスという、科学的根拠に基づく感染対策プログラム。

その確立されたプログラムによる清掃作業で医療機関の環境を向上させています。

2.3 警備業務

最後に警備業務です。

警備業務の強みは、

  • さまざまな物件での管理実績。
  • イベント警備の企画、運営をサポート。
  • ホスピタリティを重視した警備員育成。

大型商業施設は、不特定多数の人が来館し、飲食店がある場合も多く、幅広い対応が求められる施設です。

警備が難しい商業施設をはじめ、独自の対応を求められる病院やホテルなど、イオンディライトの40年以上のノウハウがあるからこそ可能な業務が多数。

また、イベント警備では、儀礼隊によるセレモニー演出などにも対応しています。

3 イオンディライトに依頼するメリットを解説!

ここでは、イオンディライトに依頼するメリットについてピックアップして解説していきます。

3.1 IFMサービス

IFMサービスとは、ファシリティ(施設やその周辺環境)に関するアウトソーシングの需要を統合管理、運営するサービスです。

インテグレーテッドファシリティマネジメントと言い、イオンディライトはこのIFMの展開をはかっています。

オーナーの方の経営戦略を支え、競争力を高め、コストの適正化、マネジメントの合理化や効率化を推進しています。

IFMサービスの需要の背景には、

  • グローバル化による組織規模の拡大と保有施設の増大。
  • 多種多様な施設による大きな管理運営コスト。
  • 経営の資産効率が求められる。

など、時代のニーズがあります。

IFMは今の時代のファシリティマネジメントの鍵となるサービスであり、収益性や品質の向上など、提供する価値がたくさんあります。

また、イオンディライトは中国やアセアン地域のマレーシアとベトナムにおいて、2012年より事業を展開。

現地の法人や企業との合弁会社などを通じ、さまざまなサービスを提供しています。

日本を含め、それら全域を統合管理できることがイオンディライトの強みです。

3.2 建築内装工事

イオンディライトは建築などの工事にも力を発揮しています。

長年の歴史におけるノウハウを活かし、建物の価値向上や長寿化の提案をしています。

  • 原状回復工事。
  • リニューアル、内装、大規模修繕工事。

など、計画から施工および管理まで、すべての工程のサポートが可能です。

主なものとして、

  • 工事のタイムリーな実施で、施設のライフサイクルコスト低減と資産価値向上を実現。
  • 魅力的な商業施設の環境作りを、設計、デザイン、施工、管理まで実施。
  • 省エネ工事によるエネルギーコスト低減。

ライフサイクルコストとは、その建物の生涯にかかる費用のことです。

適切な管理による施設運営を行うことで、コストの低減が可能ということになります。

また、商業施設環境の総合的なプロデュースが可能な点も、ポイントです。

3.3 地域社会への貢献

以上の業務以外にも、紹介したいポイントがあります。

地域社会貢献への取り組みとして、防災訓練の実施を行っています。

具体的には、

  • 避難訓練。
  • 消火器訓練。
  • シェルターの設置。

など、オーナーの方をはじめ、お客様の施設での総合防災訓練をサポート。

その地域の防災拠点として機能ができるよう、施設の安全面も向上させることに取り組んでいます。

まとめ

ビルや建物は大きな資産です。

現在の管理会社に不満があれば、会社を変えることで、資産価値を高められる可能性が大いにあります。

資産価値を向上のため、提案や業務に納得できる管理会社を選びましょう。

この記事が、大切な資産を活用する一助になれば幸いです。