ビル管理会社の対応に満足していますか?
- こちらの質問にすぐに応えてくれない。
- 工事などをする際に、協力会社の態度が悪い。
そんな悩みをお持ちの方に向けての記事になります。
ご自分の物件は大切な資産。
その資産が管理会社の対応不備などでクレームになってしまったら、目も当てられません。
オーナー=管理会社という目で入居テナントは見ていますから、物件の資産価値向上のため、会社を見直すことも必要です。
タイトルのとおり、この記事はオリックスファシリティーズについてお伝えしていきます。
結論からいえば、オリックスファシリティーズは優良会社になります。
ビルメンテナンス会社に12年いた筆者が、ビルメンテナンス的観点から、実務経験をもとに、オリックスファシリティーズの良さを紹介していきますので、ぜひご覧ください。
1 オリックスファシリティーズについて
1970年設立。本社は東京です。
全国に総合ビルメンテナンス業を展開しています。
オフィスビルの管理を中心に、ビルの資産価値のポテンシャルを最大限に引き出すことを提案。
メインの事業は、施設管理と工事事業で、品質重視の「お客様価値経営」を実践しています。
1.1 実績
オリックスファシリティーズは、管理物件の多彩さがあります。
- オフィスビル
- アミューズメント施設
- 商業施設
- 医療関係施設
- スポーツ施設
- 宿泊施設
などがあります。
やはり、管理したことのある施設の種類が多ければ多いほど、オーナーの方にも管理する側にもメリットがあります。
物件管理は、管理ノウハウがものをいうためです。
特に、医療関係施設やスポーツ施設などは、通常のビル管理とは違い、仕様や作業内容も違います。
その施設特有の癖がありますので、管理実績は大切なポイントです。
1.2 資格について
管理事業をメインとするだけあって、ビルで使用する機会の多い資格を、バランス良く保持しています。
偏ってしまうと現場によって対応が変わってきてしまうこともあるので、重要なところですね。
たとえば、
- 消防設備士
- 冷凍機械責任者
- 建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)
- 電気工事士
などは、どこのビルや現場でも必要な資格ばかりです。
必要な資格を当たり前に取得しているところは、安心できますね。
1.3 PM事業(不動産管理)
オリックスファシリティーズでは、収益の最大化を目標に、不動産管理を代行しています。
具体的には、
- 借主の募集をかけ、収益を向上させる。
- 契約、更新などの事務手続きや交渉。
- クレーム処理。
- 入金チェックや請求書発行などの会計業務。
- 建物メンテナンスの監督業務。
- 原状復旧作業などの修繕、工事調整。
- オーナーに適した投資判断のサポート。
以上のような、業務でオーナーの方の資産価値向上を目指します。
特に、建物のメンテナンスの管理に関しては、ビルの資産価値につながることであり、エントランスの美観維持などは必須です。
また、入口に段差がある、ロータリーのブロックが欠けていた、などはテナントで働く人の快適さを奪うことにつながってしまいます。
このような危険防止、美観維持の観点からも資産価値向上のサポートをしています。
次に、オリックスファシリティーズについて、さらに深堀をしていきます。
2 オリックスファシリティーズの特徴を紹介
ここでは、オリックスファシリティーズの特徴について、紹介していきます。
2.1 ビルメンテナンス&工事事業
オリックスファシリティーズで一元化しています。
窓口が1本だからオーナーの方は楽ですし、工事に関しても、自社で部門を持っているため、どんな修繕工事でも、豊富な技術でカバーします。
具体的には、
- 耐震性能を含めた建物診断、外壁補修や解体工事などの建築工事。
- ビルから工場・道路まで、幅広い電気工事。
- 空調、排煙、水槽設備などの設備工事。
などです。
また、建築工事、電気工事、設備工事の各工事において、計画・立案・設計・施工・保守・改修まですべてをサポートします。
このような工事に関して、幅広い業務を担当できるのは、建物や設備の付加価値を高めるサービスとして、やはり心強いです。
自社に部門があると業務のやり取りがスムーズになりますし、オーナーの方の意向がすぐに反映されやすいと言えます。
そのため、工事作業などは、あまり多くの会社が関わらないに越したことはない、というのが持論です。
なぜなら、協力会社などに依頼すると、指示が伝わっていないことや、作業員の態度など、問題が発生することがあり得るからです。
特に工事関係作業には多い印象ですね。
2.2 空間事業
オリックスファシリティーズでは、働く空間にも力を入れています。
正確で最適な工法を元に、コストやデザインを提案する。
工事部門があるからこその、高品質な仕上げを追求した空間は、美観的、機能的に優れ、生産性向上にも期待できます。
具体的には、以下の4つ方式があります。
- パーチェスエージェント 家具や備品調達や家具などの製作
- プランニング 施設などの設計からコンサルティングまで
- コンストラクション 工法、工期の検討や建築、内装の施工
- デザイン 内装やインテリア、家具の設計
以上をトータルプロデュースすることで、ターミナルビルやホテルの部屋などの実績があります。
2.3 LED
オフィス内の明るさは、そこで働く人々の生産性にも影響を及ぼす可能性があります。
やはり薄暗い中で仕事をするより、明るいところで働きたいもの。
オリックスファシリティーズでは、蛍光灯からLEDの交換を実施しています。
そのメリットは、
- 蛍光灯と比べて消費電力1/2
- 寿命が3~4倍
- 電気料金、球代の両方のランニングコストを軽減。
以上になります。
近年では電気料金値上げを背景に、オフィス内照明の間引きも多く見られます。
LEDへの転換は、照明設備が本来持っている「視界の安全性、意匠性」を損なわずに、省エネ、省コストを実現します。
加えて、LED照明にすると、スタッフが照明の交換にくる回数が減り、気が散らなくて良いというメリットも、テナント側にはあると思います。
定期的に実施される、管理会社へのテナントアンケート調査においても、館内照明対応について記述されることがあるので、ビルの資産価値のためには、地味ですが、考慮すべきことではあります。
3 オリックスファシリティーズに依頼するメリット
続いて、オリックスファシリティーズに依頼するメリットについてです。
元ビルメンの筆者は、ビル管理会社には以下のことに注目します。
- コストをできるだけ抑えられるか。
- 24時間体制でトラブルに対応できるか。
いずれも、当たり前の項目ですが、意外と盲点だったりします。
3.1 ビルメンテナンスのトータルマネジメント
オリックスファシリティーズでは、ビルメンテナンスのトータルマネジメントを行っています。
通常、ビルや施設の管理というと、分離発注も多いです。
たとえば、
- 設備会社と清掃会社が違う。
- 設備会社と清掃会社は同じでも、警備会社が違う。
などが、私の実感としては多いです。
窓口を1本化しないと、月に1回の会議に招集し、報告を受けるだけでも1仕事です。
どの会社の担当者が仕事で遅れているなど、待つ時間でタイムロスになることもあります。
また、会社により報告書の提出が遅いなどは、信頼を失うきっかけになるだけでなく、迅速な報告ができないと修繕計画などのプランニングにも影響が出る場合があります。
また、コスト削減のためにも、オーナーの方にとってメリットになるでしょう。
3.2 OFES24サービスセンター
これは、ビルの設備に異常が発生した場合、一番近い拠点のサービスエンジニアが緊急出動を行うというものです。
メリットは、無人化や常駐スタッフの最小化により、管理コストを削減できることがあげられます。
24時間365日休みなく対応することで、常に安心を提供しています。
まとめ
以上でオリックスファシリティーズの解説は終わります。
物件の価値向上を目指すには、信頼できるパートナーが必要です。
オリックスファシリティーズの50年にも渡る歴史は、信頼に値する実績といえるでしょう。
ぜひ、参考にして頂ければ、幸いです。