ビルや施設の管理会社に満足していますか?
- 省エネは良く聞くけど、もっとわかりやすく説明してほしい。
- 設備機器って定期的に交換するけど、壊れてなさそうなのに……。
このような、ご自分の物件を管理する会社に対して、不満をお持ちの方に向けての記事となります。
施設の価値は資産の価値です。
資産価値の上昇は、収入の上昇につながりますから、管理会社を選ぶのは重要なところです。
少しでも疑問のある会社なら、変えることを選択肢に入れてみても良いと思います。
日頃の不満は、全体的な信頼を損なうためです。
タイトルのとおり、この記事はシーレックスについてお伝えしていきます。
結論からいえば、シーレックスは優良会社になります。
ビルメンテナンス会社に12年いた筆者が、実際の経験をもとに、シーレックスの良さを紹介していきますので、ぜひ参考にして頂けたらありがたいです。
1 シーレックスについて
シーレックスについて歴史や実績、どのような育成をしているかなど、解説していきます。
1.1 歴史
1996年設立、本社は東京。
船舶の保全手法をベースにした、建物の維持管理業務の会社です。
シーレックスの考え方として、「顧客目線のサービス」を心掛けています。
元々シーレックスという会社は、船舶エンジニアの人たちにより作られました。
洋上でのトラブルは自ら原因を解明し、対処しなくてはならないことから、オーナーの方の施設管理にもその精神を受け継いでいます。
コストダウンや省エネ、創エネに環境対応といった取り組みで、資産価値向上をサポートしています。
1.2 実績
管理実績は、商業施設、ホテル、事務所ビルから、複合施設や発電所まで幅広く管理。
複合施設では、延床面積約160,000㎡規模の物件を担当しています。
また、発電所に関しては、ソーラー発電を管理しているところも魅力ですね。
受託件数は、全国計436件(2019年10月時点)になります。
2 シーレックスの特徴を紹介!
次にシーレックスの特徴について紹介していきます。
ビルメンテナンス会社といっても様々です。
船舶のエンジニアが立ち上げた会社だけあり、機器の性能と状態、劣化具合を判断しながら運用していくという、無駄を省いた運用方法をとっています。
オーナーの方やテナントの方々には、省エネやコスト低減などのメリットが期待できます。
2.1 建物管理の施設管理システム
専用の施設管理システムで効率的な運営を実現しています。
具体的には、
- 各物件の概要の確認。
- 各物件の年間作業予定他、作業実施状況の確認。
- 点検報告書の確認。
- 関係者との情報共有。
以上が可能となっています。
これにより、オーナーの方との連携が、より図りやすくなっています。
2.2 ファシリティマネジメント
複数の施設、または多店舗管理で困っている方に対して、より業務ポテンシャルを発揮します。
一元管理を実施することで、管理情報を集約できます。
これにより、業務の見える化を推進。
コスト低減や品質向上を目指します。
また、設備機器などの不具合が発生した際は、メンテナンスセンターを総合窓口に、突発的な不具合に対応。
全国の拠点の担当者と協力会社が連携して対処することで、安心を提供します。
また、図書館を中心とした公共施設の運営と維持管理の実績を生かして、コスト低減と顧客満足度の向上を提案しています。
3 シーレックスに依頼するメリットを解説!
次は、シーレックスに依頼するメリットを解説していきます。
良い管理会社の選び方は様々ですが、元ビルメンの筆者は以下に注目します。
- 省エネの仕組みや段階的な説明を、理解しやすくできている。
- 設備ごとの特性を把握して、劣化などの判断ができるか。
いずれも、当たり前なのですが、意外と気づきにくいポイントだったりします。
3.1 コンサルティング業務
シーレックスのコンサルティングは、省エネルギーの提案や建物診断、修繕計画などを行っています。
ムダの無い投資のために、施設の劣化状況などを的確に把握した上での、適正な運用を提案。
効果的な省エネや省マネーには、現状把握が不可欠だからです。
たとえば、
- 施設の現状把握
- 省エネ手法の提案
- マネジメント
これらの業務をワンストップ(ひとつの窓口で対応)で実施。
施設の特性や状態を的確に把握することで、設備ごとのプランを組み立て、高付加価値化へとすすめていきます。
また、戦略的にステップアップしていく、それぞれの段階での項目は、具体的に以下のとおりです。
- エネルギー診断後、使用状況やCO₂排出量の把握と削減目標設定。
- 施設の現状把握後、運用改善や保守見直し、設備機器の施工。
- その後、改善と段階的に、省エネやCO₂の削減目標の達成へ。
このような段階的なアプローチが、施設の付加価値を上げていくのに、必要不可欠なプロセスになります。
より環境にコミットしている管理会社が、施設価値を上げることになっていく時代。
シーレックスのコンサルティングは、ワンストップ対応など、オーナーの方にわかりやすい提案をしています。
次に、建物診断です。
ムダな修繕工事や改修工事などは、しなくて良いなら行う必要はもちろんありません。
定期的にする時期だからという理由で、提案する会社もあると思いますが、それでは理由になっていないのです。
まずは、その施設の建物が、今どのような状況かを確認する必要があります。
そして、劣化状態の把握、解析、リスクの分析とつながり、修繕計画や工事を行うといった流れになります。
まとめると、
- 建物の劣化状態を建物診断により把握。
- 修繕履歴と保守品質の分析。
- 不具合を発生させる原因を評価する。
以上になります。
無計画な修繕や改修工事は、オーナーの方にとって、ムダな時間や費用を生み、その間にあり得た契約を、逃すことになってしまうかもしれません。
建物の劣化状態と、劣化予測に必要な情報。
このための、建物診断がすべての原点です。
合理的な提案が信頼につながることが期待できます。
3.2 シーレックスの考え方とメリット
シーレックスは、ムダを省き、コストを抑える合理的な考えが業務全体にあります。
設備管理においては、コストパフォーマンス向上のため、設備機器の劣化特性に応じた管理手法を実施。
たとえば、その施設のどんな設備も一律に時間とともに劣化するという前提での管理は、ムダなコストを生む可能性も。
設備によっては、初期不良も考えられてしまうため、その設備ごとに管理を徹底することで、コスト低減を実践する考え方です。
とりあえず、時期だからと修繕や機器の取り替えなどを行う会社も多いですが、その設備ごとの特性を考えた管理は信頼につながります。
そして、経年劣化で設備機器が壊れると、オーナーの方やテナントの方などへ、どの程度影響があるかを設備ごとに判断し、合理的に運用します。
リスクの許容度を決めて、品質を落とさずに稼働させるためです。
一般的に、設備は定期保守がほとんどです。
時期が来たから機器の交換、といった運用が多いわけですが、シーレックスでは、その機器の壊れやすさとお客様側への影響度を重視して、交換時期を考えているということです。
これは、大手不動産会社やゼネコンのグループ会社などになると、このような融通が効かないこともあるので、大きなメリットですね。
また、何か不具合があると、メーカーに手配して対応待ち、といった管理会社も多くあります。
シーレックスでは、メーカーの業務の一部をスタッフが担うことで、即対応が可能です。
こまめなメンテナンスを自社スタッフが行うことで、コストダウンにもつながる取り組みは、会社設立の背景にも通じます。
信頼は、業務への積極性やトラブルを何とかしようという、仕事の取り組み方だと思います。
シーレックスの業務の在り方は、そのままメリットになるでしょう。
まとめ
施設は大きな資産です。
その資産価値の向上は、管理する会社に委ねられている部分も大きいです。
信頼のできる会社に依頼し、資産価値を高める。
オーナーの方の収入も大きく変わってくるのですから、慎重に見極める必要があります。
この記事が良い管理会社を探す一助になれば、幸いです。