ビルや施設の管理会社に満足していますか?
- 電気や建築など難しいジャンルのことを一括で任せたい。
- 工事するだけでなく、サポートやフォローもしてほしい。
このような、ご自分の物件を管理する会社に対して、不満をお持ちの方に向けての記事となります。
建物の価値は資産の価値。
価値が上がれば家賃収入も上がるため、管理会社の選び方はとても重要です。
タイトルのとおり、この記事は関工ファシリティーズについてお伝えします。
結論からいえば、関工ファシリティーズは優良会社になります。
ビルメンテナンス会社に12年いた筆者が、関工ファシリティーズの良さを紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
1 関工ファシリティーズについて
関工ファシリティーズは、新築や改修、保守管理まで行う、ビル工事及びメンテナンスの会社です。
関電工グループの会社で、東京に本社があります。
1.1 資格について
次に、関工ファシリティーズの社員が保有している資格についてです。
工事やメンテナンスなどに強い関工ファシリティーズでは、業務に伴った資格の保有者が数多くいます。
具体的には、
- 一級建築施工管理技士
- 一級建築士
- 一級管工事施工管理技士
- 一級電気工事施工管理技士
など、工事系の資格取得者が豊富です。
まず、一級建築施工管理技士は施工技術の指導者として、社会的にも高い評価がある資格になります。
建築工事の計画やスケジュール、品質管理に安全面など、監督的立場で現場を支える重要な技術資格で、この資格を保持しているスタッフの数が、そのまま施工技術力の証拠になると言われています。
次に、一級管工事施工管理技士では、空調設備や冷暖房設備、ガス配管設備などの管工事の管理ができます。
管工事とは、あらゆる建物に必要不可欠な配管工事のことを言い、建築施工管理技士と同じく、工程管理や品質、安全、コスト管理など実施。
常に高い需要をキープしているのが特徴の、配管工事のスペシャリストです。
また、一級では、特定建設業の専任技術者などになることが可能です。
以上のように、業務のクオリティを大きく左右する資格は、頼もしい限り。
担当している業務内容に無くてはならない資格は、品質の高さをあらわす証拠と言えるでしょう。
2 関工ファシリティーズの事業紹介!
次に関工ファシリティーズの業務内容を紹介していきます。
管理会社といっても様々。
関工ファシリティーズは工事や設備の管理会社として、幅広いジャンルで業務を行っています。
- 建物の内装。
- 電気設備の設計。
- 施工やメンテナンス。
以上を一括で実施。
順番に解説していきます。
2.1 電気業務
まずは、電気業務についてです。
業務内容については、以下のとおり。
- 建物の屋内線電気設備工事の施工。
- 電気設備の保守、点検業務。
建物の屋内線電気設備工事に関しては、ビルだけでなく、ホテルや病院など多岐にわたる施設を施工しています。
具体的には、
- 受変電設備
- 照明設備
- コンセント設備
- 誘導灯設備
- 非常照明設備
などで、その建物に無くてはならない、建物内の各箇所に電気を行きわたらせる設備の工事を行います。
2.2 建築業務
続いて、建築業務についてです。
建物の土台、内装や外装部分の工事から外構の工事まで、最も適した提案と施工が可能。
一例を上げると、新築工事では、建物土台の工事から躯体工事、内装、外装仕上げまで行っています。
また、内装工事では、壁や天井の塗装にクロスの張り替え、フローリングやタイルカーペット、建具などの仕上げ工事を実施しています。
他には、
- 屋根や外壁などの外装工事。
- ウレタン防水やアスファルト防水などの防水、防湿工事。
- 解体工事。
- 耐震工事。
などが可能です。
2.3 設備、環境保守管理
設備に関しては、運転管理や点検を行い、設備自体を長持ちさせるよう、機能の維持と同じく管理されています。
また、環境保守管理については、建物の衛生環境の維持を目的に、清掃や点検、調査などを実施。
具体的には、
- 定期カーペット洗浄。
- 排水槽害虫駆除。
など、衛生面での安全を守る業務を行っています。
2.4 設計、監理、建築計画
建物に関して、設計から建物診断、維持メンテナンス計画まで実行していきます。
たとえば、
- 建物の新築、改修の企画設計。
- 耐震診断。
- 建物診断からライフサイクルコスト作成。
- 維持メンテナンス計画推進。
以上の業務が、建物を守ることにつながっていきます。
ライフサイクルコストとは、企画や設計、建設、運用、修繕、その後解体に至るまでに必要な費用をすべて足したものです。
効率的な経営という観点においても、重要なポイントになります。
3 関工ファシリティーズのメリットを解説!
ここでは、関工ファシリティーズに依頼するメリットについてピックアップして解説していきます。
良い管理会社の選び方はさまざまですが、元ビルメンの筆者は、以下に注目します。
- 建物を建てるだけでなく、しっかりと管理やサポートができるか。
- その会社だけでなく、関連のグループ力もあるか。
順番に解説します。
3.1 中小規模建物の総合管理
関工ファシリティーズは、中小規模建物を始めとするライフサイクル、建物の生涯のトータルサポートが可能です。
それは、小回りの効く対応力と関電工のグループ力にノウハウ、総合力があるためで、
- 屋内線設備。
- 建築。
- ビルメンテナンス。
- 設計、監理。
以上の4分野で力を発揮しています。
設計、施工、保守管理、メンテナンス点検、リニューアルまで担当。
建物管理から電気設備、建築工事の専門部署同士の連携がしっかりしているからこその流れだと言えます。
また、他にも、関工ファシリティーズは、建物に起こるさまざまな課題に向き合い、サポートを実施しています。
- 省エネ対策
- リスク評価
これらはどの建物にも、当てはまる課題であり、建物管理を業務としている会社ならではの、きめ細かい対応にも期待できます。
3.2 対応可能な業務の種類
次に、対応可能な各業務に関してです。
上記と重複するところもありますが、基幹業務なので解説していきます。
まずは、電気業務に関しては、以下のとおり。
- ビルの屋内電気設備の施工。
- 特別高圧から低圧までの建築電気設備工事の点検。
ビルの屋内電気設備や特別高圧の点検などは、さすが関工ファシリティーズです。
電気会社が担当する点検箇所を行えるのは、メリットとしか言いようがありません。
ノウハウとグループ力がある強みがここでも発揮されています。
建築に関しては、
- 建物の土台や内外装、外構などの新築工事。
- リニューアル工事。
などが可能で、リニューアル工事とは、改修や改装、耐震補強や設備機器の更新などにより新しく生まれ変わらせることを言います。
工事に強い関工ファシリティーズの、内装外装などの工事にも期待できます。
保守、管理に関しては、3,000㎡前後の事務所ビルの設備点検、清掃業務などが可能です。
設備の点検や管理、清掃はビルメンテナンスの根幹業務のため、非常に重要な分野だということは言うまでもありません。
特に、経営的な視点からの建物管理である、設備寿命の長寿化などを目的としていることは、オーナーの方にとっても依頼しやすいと思います。
設計、監理、建築計画に関しては、上記でお伝えしたとおり、新築、改修工事の企画、設計業務に携わることが可能です。
以上のことから、電気設備、建築工事、保守管理、設計監理とバランスよく現場のはじめから最後までサポートしている関工ファシリティーズ。
総合力を活かしたノウハウで幅広いサポートが可能となっています。
まとめ
ビルや施設は大きな資産です。
現在の管理会社に不満がある場合、会社を変えることを選択肢に入れてみてください。
資産価値を高められる可能性が大いにあります。
資産価値を高めるため、しっかりとした対応力のある会社、説得力がある管理会社を選びましょう。
この記事が、大切な資産を活用するサポートになれば幸いです。