ビルや施設を管理している会社。
対応に疑問や不満がありませんか?
- きちんとデータ管理されているのか疑問。
- コスト削減したいけど、その方面はいまいち実績が無いみたいだし…。
このような考えをお持ちの方に向けた記事となります。
お持ちの施設は資産ですから、管理会社選びは、とても重要です。
そしてタイトルのとおり、この記事はNTTファシリティーズについてお伝えしていきます。
結果から言えば、NTTファシリティーズは優良会社になります。
ビルメンテナンス会社に12年いた筆者が、業界経験をもとに、おすすめするポイントを紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
1 NTTファシリティーズについて
1992年、NTTグループから電力、建築分野の専門会社として発足。
全国に250拠点あり、本社は東京です。
統合ファシリティサービスの会社になります。
「社会の課題に技術で応える会社」をコンセプトに、そのオーナーの施設に必要な提案、サポートを実施。
また、「皆さまの街づくりパートナー」という高い次元で、地域社会のニーズにも応えるよう取り組んでいます。
NTTグループだけあり、電気や通信技術面でオーナーの要望を受けとめられるのも、頼もしいですね。
1.1 業務内容
“ICT(情報通信技術)・エネルギー・建築”の融合技術を駆使した解決方法に力を入れています。
具体的には、以下のとおりです。
- データセンター管理保守
- FM(ファシリティマネジメント)
- スマートエネルギー
などです。
特に、データセンター管理の保守には力を入れていて、大規模な施設でも実績があります。
また、FMに関しては、アウトソーシングを駆使し、得意分野で力を発揮することで、オーナー物件の価値向上につなげています。
1.2 経験と実績
NTTファシリティーズの育成は、蓄積された経験がいきています。
100年以上のインフラ設備の技術と歴史があるためです。
たとえば、以下のように、
- 経験と実績をICTと絡めた高水準のサービスの提供。
- 専門分野の資格を所持した7600名。
- 省エネ、省コスト、リスクマネジメントなど、多角的に対応。
以上のような、ブランド力があります。
また、管理の実績としては、オフィスビル、銀行、研修センター、文化センター、劇場、図書館などの公共施設、医療施設や商業施設など多岐にわたっています。
1.3 資格
続いて、資格保有者についてです。
規模の大きい会社は、やはりすごいとしか言えないですが、以下に需要が高い資格をピックアップしました。
- ファシリティマネージャー 742名
- 宅建士 371名
- 1級建築士 883名
- 三種電気主任技術者(電験3種) 2017名
- エネルギー管理士 610名
- 建築物環境衛生管理技術者(ビル管)1,085名
以上です。
筆者がいたビルメンテナンス会社では、ここまでの資格保有者はいませんでした。
特に、慢性的に資格者不足におちいる、電気の管理ができる資格、電験3種の保持者が2000人以上いるなんて、それだけでNTTファシリティーズが電力の専門会社からスタートしたことを物語っており、技術レベルの高さがうかがえます。
また、ビル管という資格は、ビルメンテナンスをする会社にとっては、全員が目指す資格です。
1000人以上が取得しているのは、筆者がいた会社の数倍になり、品質レベルから見ても、プロ意識の高いスタッフが多数在籍していることは間違いありません。
他にも、宅建や1級建築士といった分野でも実績があることがわかります。
2 NTTファシリティーズの特徴を紹介
次に、NTTファシリティーズの特徴を紹介していきます。
注力している4つの取り組みがあります。
2.1 脱炭素
再生可能エネルギーによる電力供給や太陽光発電システムを構築しています。
企画、構築、運用、保守とトータルサポートを実践しています。
2.2 スマートビルディング
人が中心となるワークプレイス作りや、センサーモニタリングなどによる見える化を推進し、生産性向上を目指します。
また、省エネと太陽光発電などのエネルギーを活用して働き方改革、社会貢献へとつなげています。
2.3 ファシリティマネジメント
中長期的なプランでコスト削減を推進、物件価値向上を目指します。
オーナーの方に提案する内容としては、
- 建物の劣化に対しての修繕サイクル提案。
- コスト変動に対しての維持管理提案。
など、物件の顧客満足度も上げていきます。
2.4 データセンター
データセンターの難しい運用を、構築から保守まで全体的にサポートしています。
また、データセンターで怖いのが故障。
万が一故障してしまうと、多大な影響が出てしまうためです。
そのときの対応としては、以下のとおりです。
- 全国8,000ビルを管轄するオペレーションセンターで24時間365日、設備の状態を監視。
- 技術スタッフが全国250か所の保守拠点から駆けつけ対応。
しかもすぐに駆けつけるのが、前述のとおり、難関資格を持っているスタッフばかり。
また、データセンター運用の管理業務について、不安があるオーナーの方は以下のような悩みがあると思います。
- データセンターを任せる有資格者の確保が追いつかない。
- 中長期計画の分析や見通しが立たない。
- 毎日の管理や更新などの業務にさく、人手が足りない。
このように思っておられるオーナーの方も、データセンターを最初から最後まで任せられるなら、安心だと思います。
3 NTTファシリティーズに依頼するメリット
ここまでで特徴などは分かっていただけたと思います。
ここで、NTTファシリティーズに依頼するメリットとして、元ビルメンの筆者は以下に注目します。
- 施設管理を通じて、コストを削減し資産価値向上を目指しているか。
- 地域社会への貢献を通じて、物件価値向上を目指しているか。
当然と言えますが、意外と抜けているところだったりします。
このポイントも含めて、解説していきます。
3.1 FM(ファシリティマネジメント)
施設のコスト削減、資産価値向上を実現するための取り組みです。
具体的には、
- 収益性向上
- 生産性向上
- コスト削減
- リスク低減
以上の4つの効果を引き出します。
ICT(情報通信技術)を駆使して、コスト削減を提案し、業務の効率化をはかる、というのはNTTの強みですね。
どの管理会社でもできることではないですし、電力などの専門知識を施設の価値向上につなげています。
働き方改革など、社会問題にも取り組んでいる考え方は、オーナーの方にとっても心強いはず。
全国250か所に拠点があり保守管理しているのも、安心安全ですね。
3.2 PFI事業
PFIとは、公共事業を実施するための手法です。
このノウハウなどを活用して、地域活性化に貢献します。
今は、ビルメンテナンス会社などの管理会社も、サービス業の視点で業務を行う時代です。
ただ、設備を見ていれば良いという考えでは、達成できないことも少なくありません。
たとえば、
- 地域社会の活性化。
- 災害時の帰宅困難者受け入れ。
など、施設周辺の地域貢献をすることで、その施設の価値を向上させることが期待できます。
NTTファシリティーズは、地域社会の貢献という角度からも、資産価値向上を目指すことができます。
まとめ
ビルや施設などは資産。
そして、その資産の価値を大きく変えるのは、良くも悪くも管理している会社です。
顧客満足は、資産価値向上につながり、価値が向上すれば、オーナー収入も上がります。
この記事が、参考になれば、幸いです。