ビルや施設の管理会社に満足していますか?
- ブザー音が鳴っているので、警備スタッフを呼んだが、設備スタッフを呼んでくると言って、なかなか戻ってこない。
このような、ご自分の物件を管理する会社に対し、不満をお持ちの方に向けての記事となります。
物件の価値は資産の価値。
物件価値が上がれば家賃収入も上がるため、管理会社選びは、とても重要です。
タイトルのとおり、この記事は丸誠サービスについてお伝えしていきます。
結論からいえば、丸誠サービスは優良会社になります。
ビルメンテナンス会社に12年いた筆者が、丸誠サービスの良さを紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
1 丸誠サービスについて
https://www.marusei-service.co.jp/index.html
丸誠サービスは東京に本社があり、従業員数が約500名の会社です。
設備、警備、清掃をメインに建物総合管理をしています。
1.1 丸誠サービスの成り立ち
設備管理と警備業務を、同じスタッフが行う複合警備業務の会社と、清掃をメインにした環境事業の会社が合併し、2017年にスタート。
お客様にとってのオンリーワンを目指す、総合ビルメンテナンス会社です。
2 丸誠サービスの事業を紹介!
次に丸誠サービスの業務内容をピックアップして紹介します。
施設管理会社といっても様々。
丸誠サービスは設備、警備、清掃と基本をおさえた業務を行っています。
2.1 設備管理業務
まずは設備管理から紹介します。
丸誠サービスの設備は、その建物の形態や規模に合わせたマニュアルやチェック表に沿って行われます。
各設備の管理については、
- 設備機器の保守点検。
- 建物や設備の省力化や寿命を延ばすことによるコスト削減。
- 建物利用者に対しての環境、安全性の維持。
- 緊急時の備え。
以上のことを実施するため、電気、空調、機械や消防などの各設備の管理を徹底しています。
2.2 警備業務
次に警備業務に関しても、建物の形態や規模によって最適な体制を敷いています。
警備業務の主な目的は、人や事故に対しての警戒と防止。
具体的には、入退室管理や巡回、巡視、常駐警備などを、マニュアルやチェック表に沿って行っています。
2.3 複合警備業務
複合警備業務とは、設備と警備の業務を同じスタッフが実施することです。
コストパフォーマンスに優れたこの業務は、設備と警備の両方の資格を持つセーフティエンジニアと呼ばれるスタッフが管理。
たとえば、
- 施設出入口の受付管理。
- 設備管理。
- 警備業務。
以上を、ワンストップで対応しています。
丸誠サービスの特徴とも言える、品質とコストパフォーマンスで強みを発揮しています。
そしてメリットとしては、
- 設備と警備の窓口が一本化することで、サービスを向上。
- 人員に関して、効率的に組め、コストを減らせる。
- 警備中に設備異常に気づくことができ、スピーディーな対応が可能。
以上です。
2.4 清掃業務
丸誠サービスの清掃では、魅せる清掃を意識しています。
清掃をしている姿がダラダラしていたら、館内の人や来館者の人にとってもあまりよろしくはありません。
見ていて心地よくなる清掃を心がけています。
また目的意識として、
- 人の健康に関わる衛生面。
- 見た目の快適さに関わる美観面。
- 建物の機能に関わる保全面。
- 安全を確保する安全面。
以上のことを実現するため、管理体制を作りあげています。
また、日常業務から、物件により幅広い清掃業務をカバー。
たとえば、以下のように、
- カーペットクリーニング。
- ベッドメイク。
- フィルター清掃。
- ガラス、外壁清掃。
- クリーンルームのクリーンアップと空気清浄度測定。
カーペットクリーニング、ガラスや外壁清掃は、どこのビルや施設でも行うもので基本ですが、ベッドメイクは客室清掃も行えるということですから、品質の高さがうかがえます。
また、クリーンルームの清掃が行えるのもポイントです。
物件によって行える清掃の種類が多岐に渡るのも、丸誠サービスの品質の高さをあらわしていると言えます。
3 丸誠サービスに依頼するメリットを解説!
ここでは、丸誠サービスに依頼するメリットについてピックアップして解説していきます。
良い管理会社の選び方は様々ですが、元ビルメンの筆者は以下に注目します。
- 少数でも管理できる効率的な運営。
- 業務の品質への取り組み。
順番に解説します。
3.1 複合業務のオールラウンドプレーヤー
丸誠サービスの最大の強みは、総合ビルメンテナンス会社であることですが、複合業務のオールラウンドプレーヤーというべき人材が活躍しているのも見逃せません。
警備業務と設備管理業務、清掃業務の3つの業務を1人で行うことで、効率的でコストパフォーマンスに優れた対応が可能。
また、窓口が一つのため、利用者の方やお客様にとってもわかりやすい総合管理の提案ができること。
これが、よくあるスタッフ同士の認識のズレを防ぎ、効率的な管理を実現していると言えるでしょう。
該当施設は、3業務を丸誠サービスだけで受注している現場に限られます。
しかしながら、育成をすることが難しいと思われる、このような業務形態を可能にしていることが、会社の育成レベルが高いことをあらわしていると言えます。
聞きなれない異常音や不審者がいた場合の危機管理方法など、3つのどの業務でも根本の考え方は同じ、ビルを守ることだと言えるでしょう。
そのためには、ただ決められた作業を行っていれば良いと言うわけではなく、自分で考え、臨機応変に対応することが必要になってきます。
そして、それには教育が必要です。
複合業務などに代表されるスタッフの質を高める育成は、会社全体がスタッフを教育育成するという方針が無ければできません。
現場任せでは、高品質な業務は提供できないからです。
3.2 業務の品質を支える取り組み
次に、複合業務を含めた、業務に品質を支える取り組みについて、解説していきます。
建物管理に最も重要なのは人だと考える丸誠サービスは、人材の育成に注力しています。
具体的には、
- 複合警備業務
- 清掃業務
- 助成金制度
などがあります。
複合警備業務については、年2回の研修があります。
自動火災報知設備の実演ボードや電力盤など、設備と警備両方の実技研修を、グループ会社の研修センターにて実施。
その内容は、以下のとおりです。
- 警備業法の知識。
- 防災実務。
- 電気、空調、給排水衛生設備の知識。
これらに関する知識や対応力の向上など、品質重視の研修を行なっています。
清掃業務に関しては、マナーとモラルの教育から、定期的にテクニカルスキル研修を行い、スタッフのレベルアップへと推進。
また、国家資格であるビルクリーニング技能士の資格取得も奨励しているなど、品質の向上に力を入れています。
最後に助成金制度ですが、全スタッフを対象に、通信講座の助成金制度を用意し、資格取得やスキルアップをサポートをしています。
少数精鋭のビル管理となると、教育は欠かせないもの。
この教育が出来ていない会社は、意外と多くあるものと思います。
設備にしても、警備や清掃にしてもそうですが、実際に現場に出て覚える前に、基本をしっかりと教育されているかで、覚えにも差が出るはずです。
丸誠サービスの質を維持、向上させるための教育は、建物管理に最も重要な、人材力を養っています。
このような取り組みが、複合業務などの、スタッフの質、対応力につながっていることは間違いありません。
コストパフォーマンスに優れ、認識のズレや連絡ミスなど起きないよう、責任ある仕事をしている丸誠サービスの業務は、安心安全のビルメンテナンスには必要不可欠な在り方です。
まとめ
ビルや建物は大きな資産です。
現在の管理会社に不満があれば、会社を変えることを考えてみてください。
資産価値が高まる可能性が大いにあります。
施設の資産価値を高めるため、納得のいく対応力、ビジョンが明確な管理会社を選びましょう。
この記事が、大切な資産を活用するサポートになれば幸いです。